チャプター

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  11. 11
  12. 12
  13. 13
  14. 14
  15. 15
  16. 16
  17. 17
  18. 18
  19. 19
  20. 20
  21. 21
  22. 22
  23. 23
  24. 24
  25. 25
  26. 26
  27. 27
  28. 28
  29. 29
  30. 30
  31. 31
  32. 32
  33. 33
  34. 34

旧約聖書

新約聖書

申命記 16 リビングバイブル (JLB)

1.  三月(ユダヤ暦では一月)には必ず、過越の祭りを祝いなさい。 神様が、夜、エジプトから助け出してくださった月だからです。 

2. 過越のいけにえには、子羊と雄牛を聖所で神様にささげなさい。 

3. それを、イースト菌を入れないパンといっしょに食べます。 エジプトから逃げ出す時に食べたパンをしのんで、七日間イースト菌を入れないパンを食べるのです。 エジプトを発つ時には、パンをふくらませる暇もありませんでした。 生涯、あの日のことを忘れないようにしなさい。 

4. 七日間は、ほんの少しのイースト菌も家に置いてはならず、過越の子羊の肉は翌朝まで残してはなりません。

5.  過越のいけにえは家では食べられません。 

6. 神様が聖所としてお選びになった場所で食べなさい。 毎年その日がきたら、夕方、日の沈むころに聖所でいけにえをささげるのです。 

7. 子羊を調理して食べ、翌朝、家に帰りなさい。 

8. 続く六日間は、イースト菌の入ったパンを食べてはいけません。 七日目には、それぞれの町から集まり、神様の前で共に静かに過ごしなさい。 その日一日、どんな仕事もしてはいけません。

9.  取り入れが始まって七週間目に、 

10. 神様の前で七週の祭りを祝います。 その時には、神様が収穫させてくださった量に応じて、それぞれ、進んでささげるささげ物をしなさい。 

11. こうして、家族をはじめ家中の者が、神様の前でいっしょに喜び合うのです。 この祝いには、同じ町に住むレビ人、外国人、未亡人、みなしごも招待しなさい。 

12. エジプトで奴隷だったことを忘れないように、必ずこのとおりにしなければなりません。

13.  取り入れも終わり、穀物を脱穀し、ぶどうをしぼり終えたころ、七日のあいだ仮庵の祭り(荒野でのテント生活を記念して、祭りのあいだ小屋に住むことから名づけられた)を祝いなさい。 

14. 家族も使用人もみな、いっしょに楽しく過ごします。 同じ町に住むレビ人、外国人、みなしご、未亡人も忘れずに招待しなさい。

15.  この祭りは聖所で祝います。 収穫を感謝し、神様の数々の祝福を心から喜び合うのです。

16.  イスラエルの男子はみな、年に三度、種なしパンの祭り、七週の祭り、仮庵の祭りの時、聖所に集まり、神様の前に出なければなりません。そのたびに神様へのささげ物を持って来なさい。 

17. 神様の祝福に応じて、ささげられるだけささげるのです。

18.  神様が下さるすべての町々に、裁判官と行政官を任命しなさい。 国の各地で正義が行なわれるためです。 

19. 金持ちの肩をもって正義を曲げたり、わいろを取ったりしてはいけません。 知恵ある人も、欲に目がくらむと正しい判断ができなくなります。 

20. 至る所で正義が行なわれなければなりません。 でなければ、神様が下さる国で成功を収めることはできません。

21.  神様の祭壇のほかは、たといどんな事情があろうとも、いまわしい偶像を立ててはいけません。 

22. オベリスクも同じです。 神様はそのどちらも大きらいなのです。十七