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民数記 22:7-20 リビングバイブル (JLB)

7.  使いの一行は、モアブとミデヤンの最高指導者でした。 彼らは金を持って行き、大急ぎで用件を伝えました。

8.  「今夜はここにお泊まりください。 あすの朝、神様がお示しになったことをお伝えしましょう」とバラムが言うので、一行はそうすることにしました。

9.  その晩、神様はバラムに現われ、「この者たちはいったい何者だ」とお尋ねになりました。

10.  「モアブの王バラクの使いの者でございます。 

11. 暴徒どもがエジプトから来て、国境に迫っているから、すぐ連中をのろいに来てくれ、というのです。 戦いに勝ちたがっているのです。」

12.  「行ってはならない。 頼みを聞いてのろってはいけない。 わたしは彼らを祝福しているのだ。」

13.  翌朝、バラムは言いました。 「申しわけありませんが、お帰りください。 神様は行ってはいけないと言われました。」

14.  使いの者たちは、すごすご王のもとへ戻り、断わられたことを伝えました。 

15. しかし、王はあきらめません。 もう一度、より位の高い者たちを、前よりも大ぜい送りました。 

16-17. 一行が持って行った親書には、こうありました。「ぜひともおいでください。 おいでいただければ、手厚くおもてなしし、お望みのものは何でも差し上げましょう。 どうか、イスラエル人どもをのろいに来てください。」

18.  バラムはなかなか承知しません。 「たとい、金銀で飾り立てた宮殿を下さると言われても、神様の命令には逆らえません。 

19. しかしまあ、この前とは別のお告げがあるかもしれませんから、今夜はここにお泊まりください。」

20.  その夜、神様はバラムに命じました。 「彼らといっしょに行ってもよい。 だがいいか、わたしが命じることだけをするのだ。」

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