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民数記 22:2-3-7 リビングバイブル (JLB)

2-3. ツィポルの息子でモアブの王バラクは、イスラエル人の数があまりにも多く、エモリ人がひどい目に会ったことを知ると、恐ろしくなりました。 国民もこわがっています。 

4. ぐずぐずしてはいられません。 すぐ、近隣のミデヤン人の指導者たちに相談しました。「いったいどうしたらいいんだ。 あの暴徒どもは、まるで牛が草を食い尽くすみたいに、回りの者を全滅させる。 このままじゃ絶対に助からん。」

5-6. 相談の結果、ベオルの息子バラムを呼び寄せることになりました。 彼は、ユーフラテス川に近い、王の故郷ペトルに住んでいます。 「バラムが来ればなんとかなる。」 そう望みをかけて、王は使いをやりました。使いの者は王のことづてを伝えました。 「イスラエル人とかいう暴徒どもが、エジプトからやって来て、国中が大騒ぎだ。 なにしろ連中は、まるで世界中を征服しそうな勢いだから、手のつけようがない。 それが、今にもわが国に攻め込んで来そうなのだ。 すぐ、連中をのろいに来てもらえないだろうか。 そうすれば、難なくやつらを追い出せる。 やつらは強すぎて、このままではとてもかなわない。 おまえが祝福する者は祝福され、おまえがのろう者は必ず破滅するということだから、ぜひ頼みを聞いてくれないか。」

7.  使いの一行は、モアブとミデヤンの最高指導者でした。 彼らは金を持って行き、大急ぎで用件を伝えました。

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