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申命記 4:32-47 リビングバイブル (JLB)

32.  神様が地上に人間をお造りになって以来、このような事があったかどうか、くまなく調べてみなさい。 

33. 全国民が、恐れ多くも炎の中から語られる神様の声を聞き、それでもなお生き長らえている国民が、ほかにいるでしょうか。 

34. あるいは、恐ろしい伝染病や目をみはるような奇蹟を起こし、激しい戦いに勝って国々を恐れさせ、奴隷となった国民を救い出した神が、ほかにいますか。 私たちの神様は、まさにそのとおりのことを、エジプトで、あなたがたの目の前でなさったのです。 

35. ご自分こそほんとうの神であり、ほかに神はいないことをわからせるためです。 

36. 天からの声、地に燃え上がる巨大な火の柱、炎の中から語られる神様の声、何もかも驚くことばかりでした。

37.  神様はご先祖に特に目をかけ、その子孫を祝福しようとお決めになりました。 だからこそ、あのようなすばらしい奇蹟を行ない、あなたがたをエジプトから救い出されたのです。 

38. そればかりではありません。 あなたがたよりはるかに強い国民を追い出し、現在のように、その国々をあなたがたのものとしてくださいました。 

39. だから、これだけは忘れないようにしなさい。 天にも地にも、この神様のほかに神はないのだと。 

40. 神様が下さる国で子々孫々しあわせに暮らしたかったら、きょう私が与える法律を守りなさい。」

41.  このあとモーセは、ヨルダン川の東側にある三つの町を特別に選んでおくように、と命じました。 

42. 過って人を殺した者が逃げ込むためです。 

43. 町は、ルベン部族の領地からは荒野の高地にあるベツェル、ガド部族の領地からはギルアデにあるラモテ、マナセ部族の領地からはバシャンにあるゴランが選ばれました。

44-46. 次に記すのは、イスラエルの人々がエジプトを出て、ヨルダン川の東側、ベテ・ペオルの町の近くに野営していた時、モーセが語った法律です。 ここは以前エモリ人の領地で、首都をヘシュボンにおき、シホン王が治めていましたが、モーセとイスラエルに滅ぼされたのです。 

47. イスラエルはさらに、ヨルダン川の東側に勢力を張る、もう一人のエモリ人の王オグを滅ぼし、バシャンを征服しました。 

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