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民数記 22:32-41 リビングバイブル (JLB)

32.  「なぜ、ろばを三度もぶったのか。 おまえが破滅の道を進んでいるので、止めに来てやったのだ。 

33. ろばはわたしを見て、三度ともしりごみした。 そうでもしなかったら、今ごろは、ろばは助かっても、おまえの命はなかったのだぞ。」

34.  「私がまちがっておりました。 お赦しください。 神様のお使いがおいでになろうとは、気がつきませんでした。 これ以上進むなと申されるなら、引き返します。」

35.  「いや、このまま行け。 ただし、わたしが命じることだけを言うのだ。」バラムは一行と旅を続けました。 

36. バラク王は、バラムが途中まで来ていると聞いて待ちきれず、わざわざ国境のアルノン川まで迎えに出ました。

37.  「なぜ、こんなに遅くなったのかね。 絶対に悪いようにはしないと約束したのに、信じてくれなかったのか。」

38.  「王様、おおせに従い、参るにはまいりましたが、残念ながら、神様が命じることしか言えません。 申し上げることはそれだけです。」 

39. バラムは、王といっしょにキルヤテ・フツォテに行きました。

40. 王はそこで、牛と羊をいけにえとしてささげ、バラムや使いの者たちにも、いけにえ用の動物を与えました。 

41. 翌朝、王はバラムをバモテ・バアル山の頂上に連れて行きました。 そこから見下ろすと、大ぜいのイスラエル人が集まっているのが見えます。

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