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歴代志下 36:12-22-23 リビングバイブル (JLB)

12. 彼も、神様から見たら悪い政治をしました。 神様のお告げを語った預言者エレミヤの勧めを、聞こうとしなかったからです。

13. ネブカデネザル王に忠誠を誓いながら、一方では反逆を企てました。 強情者で、イスラエルの神様に従おうとしませんでした。

14.  大祭司をはじめ国の指導者はみな、周囲の国々のいまわしい偶像を礼拝し、エルサレムにある神殿を汚して、平気な顔をしていました。 

15. 先祖の神様は、再三再四、預言者を遣わし、警告をお与えになりました。 ご自分の国民と神殿とを、深くあわれまれたからです。 

16. ところが、国民は神様から遣わされた使者をあざけり、警告を無視し、預言者たちをさんざん侮辱しました。 それでついに、もうこれ以上、神様の怒りをとどめることができない、絶望的な状態になったのです。

17.  神様は、バビロン王を攻め上らせました。 バビロン王は、若者たちを神殿に押し込めて切り殺し、若い女や老人までも、容赦なく殺しました。 神様はバビロン王の手で、彼らを完全に滅ぼそうとなさったのです。 

18. 王は神殿で使われていた大小の器具を、神殿と宮殿から持ち出した宝物とともに、バビロンへ持ち帰りました。 また、王子全員を連れ去りました。 

19. それから、バビロン軍は神殿に火を放ち、城壁を片っぱしからこわし、宮殿を焼き払い、神殿で使われていためぼしい器具を、残らず破壊しました。 

20. 生き残った者はバビロンへ連れ去られ、ペルシヤ王国がバビロンを征服するまで、バビロンの王と王子たちに仕える奴隷となりました。

21.  こうして、エレミヤの語った神様のお告げが、現実となったのです。 この地は、国民が安息日を守らなかった年月を埋め合わせるため、七十年間の休息を必要としたのです。

22-23. ペルシヤの王クロスの治世一年目に、神様はクロス王の心を動かして、国中に、次のような勅令を出させました。「地のすべての王国を私に賜わった天の神様は、ユダの地にあるエルサレムに、ご自分の神殿を建てよと、私にお命じになった。 神様の国民である者はみな、神殿建設にイスラエルへ帰るがよい。 神様が共におられるように。」このことでも、預言者エレミヤの語ったことが、現実となったのです。

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