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哀歌 3:10-25 リビングバイブル (JLB)

10. 神様は熊やライオンのように、私に襲いかかろうと待ち伏せています。 

11. 神様は私をやぶに引きずり込み、前足でずたずたに引き裂き、置き去りにしました。

12. 神様は弓をぐっと引きしぼり、私にねらいをつけました。 

13. その矢は、私の心臓に突き刺さりました。

14. 同胞は私を笑い者にします。 一日中、下品な歌をうたって、私にあてこすります。

15. 神様に悲しみの杯を飲まされ、口中が苦くなりました。 

16. 小石を食べさせられ、歯が折れました。 神様は、私が灰とちりの中を転げ回るようにしました。 

17. 神様、平和も繁栄も、ずっと前に姿を消しました。 神様が取り去ったからです。 私は、楽しみとはどんなことか、すっかり忘れ、 

18. 夢も希望もなくなりました。 もう気力さえ残っていません。 神様が私を置き去りにしたからです。 

19. どうか、私に突きつけた苦い杯と苦しみとを思い出してください。 

20. 身のすくむような恐ろしい年月を、忘れようにも忘れられません。 私のたましいは恥の中に沈んだままです。

21. しかし、ただ一つの望みが残っています。 

22. 神様のあわれみは決してすたれない、ということです。 私たちが全滅しなかったのは、神様のあわれみのおかげです。 

23. 神様の真実は限りなく、その恵みは朝ごとに新しくなります。 

24. 神様こそ私の分け前なので、私は神様に望みを置きます。 

25. 神様は、ご自分を待ち望む者、ご自分を求める者に、とてもよくしてくださいます。 

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