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哀歌 1:9-15 リビングバイブル (JLB)

9. この都は不品行の罪にうつつを抜かし、まちがいなく刑罰が下るという事実を認めませんでした。 今ではどぶに落ち込んでいますが、だれも引き上げてくれないので、こう叫びます。 「ああ神様、私の不幸に目を留めてください。 敵はあんなに勝ち誇っています。」

10. 敵は貴重品を一つ残らず取り上げ、無一物にしました。 そればかりか、神聖な神殿を荒らし回りました。 そこに入ることさえ神様に禁じられた外国人たちが、です。

11. 民はうめき、血眼になってパンを捜し求めます。 持ち物をぜんぶ売り払い、少しでも体力を回復しようと、食べ物をあさります。「神様、ご覧ください。 私がどんなにさげすまれているかを知ってください」と、エルサレムは祈ります。

12. 道行く人よ、何とも思わないのですか。 神様が燃える怒りの日に、こんなにも私を悩ませたのです。 これ以上の悲しみを見たことがありますか。

13. 神様が天から送った火は、私の骨の中で燃え続けています。 神様は私の道に落とし穴を掘り、私を追い返しました。 私を病気にしたまま置き去りにし、つらい思いをさせました。

14. 神様は私の罪を編んで綱とし、それで私を引いて、奴隷のくびきに結びつけました。 私を骨抜きにして、敵の手に渡しました。 私は敵のなすがままになっています。

15.  神様は味方の勇士をみな踏みにじりました。 神様の命令によって強力な軍隊が押し寄せて来て、気品のある若者たちを倒しました。神様は愛する都を、酒ぶねのぶどうのように踏みつぶしました。

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