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ヨシュア記 15:1-21-32 リビングバイブル (JLB)

1.  くじによるユダ部族の相続地ユダの南の境界線は、エドムの北の境から始まってツィンの荒野を通り、ネゲブの北端にまで達します。 

2-4. もっとくわしく記すと、この境界線は、塩の海(死海)の南の入り江から始まり、アクラビム丘陵地帯の南を走る道路に沿って、ツィンの荒野からカデシュ・バルネアの南にあるヘツロンへ延び、さらにカルカとアツモンを通り、ついにエジプト川に出て、地中海に達するのです。

5.  東の境界線は、塩の海の西岸沿いにヨルダン川の河口までです。北の境界線は、ヨルダン川が塩の海に注ぐ河口の入り江から始まり、 

6. ベテ・ホグラと、ベテ・ハアラバの北方を経て、ルベンの子ボハンの石に至ります。 

7. その地点からは、アコルの谷を通ってデビルに進みます。 デビルで、ギルガル方面へ北西に曲がりますが、ギルガルは、その谷の南斜面、アドミム一帯の反対側にあたります。ギルガルより先は、エン・シェメシュの泉とエン・ロゲルに達します。

8. この境界線は、そののちベン・ヒノムの谷を通り、エルサレムの町であるエブスの南側に沿って進み、それから西に向かい、ヒノムの谷とレファイムの谷の北端をも見下ろす、山のいただきに達します。

9. 続いて、その山頂からメ・ネフトアハの泉へ延び、さらにエフロン山の町々に達し、そこからキルヤテ・エアリムとも呼ばれるバアラの周辺を北に迂回します。 

10-11. 続いて境界線は、バアラから西に回ってセイル山に至り、エアリム山の北斜面にあるケサロンの町を経て、ベテ・シェメシュに下ります。 そこで再び北西に向きを変え、ティムナの南を通って、エクロンの北側にある山の斜面に出ます。 そこで左に折れ、シカロンの南とバアラ山を通ります。 そこから再び北に向かい、ヤブネエルを通って、最後は地中海に達するのです。

12.  地中海の海岸線が西の境界線です。

13.  カレブに与えられた地神様はヨシュアに、ユダの領地の一部をエフネの息子カレブに割り当てるよう、指示なさいました。 それでカレブは、アナクの父親にちなんだ名前の町キルヤテ・アルバ、すなわちヘブロンを与えられたのです。 

14. カレブは、アナクの三人の息子、シェシャイ、アヒマン、タルマイの子孫を追い払い、 

15. 次いで、元はキルヤテ・セフェルといった、デビルの住民と一戦を交えました。

16.  時にカレブは、「キルヤテ・セフェルを攻め取った者には、娘のアクサを妻としてつかわそう」と宣言しました。 

17. ケナズの息子で、カレブの甥にあたるオテニエルがその町を征服したので、アクサはオテニエルの妻となりました。 

18-19. 嫁入りの際、オテニエルはアクサをけしかけ、結婚祝いにもっと畑をくれるよう父親に願わせました。この件について父親と話そうと、彼女はろばから降りました。「どうした。 わしにしてやれることがあれば、何でもお言い。」「お祝いにもっといただきたいものがあるの。 先に下さった土地は荒れ地ですもの、泉も分けてほしいわ。」 それでカレブは、上の泉と下の泉も与えることにしたのです。

20.  ユダ部族に割り当てられた地は、次のとおりです。

21-32. ネゲブにあるエドムの国境に面したユダの町々カブツェエル、エデル、ヤグル、キナ、ディモナ、アデアダケデシュ、ハツォル、イテナン、ジフ、テレム、ベアロテハツォル・ハダタ、ケリヨテ・ヘツロンすなわちハツォルアマム、シェマ、モラダ、ハツァル・ガダ、ヘシュモンベテ・ペレテ、ハツァル・シュアル、ベエル・シェバビズヨテヤ、バアラ、イイム、エツェム、エルトラデケシル、ホルマ、ツィケラグ、マデマナ、サヌサナレバオテ、シルヒム、アイン、リモン全部で、二十九の町と周辺の村々を含んでいます。

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