チャプター

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  18. 18
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  21. 21
  22. 22
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  24. 24

旧約聖書

新約聖書

ヨシュア記 15 リビングバイブル (JLB)

1.  くじによるユダ部族の相続地ユダの南の境界線は、エドムの北の境から始まってツィンの荒野を通り、ネゲブの北端にまで達します。 

2-4. もっとくわしく記すと、この境界線は、塩の海(死海)の南の入り江から始まり、アクラビム丘陵地帯の南を走る道路に沿って、ツィンの荒野からカデシュ・バルネアの南にあるヘツロンへ延び、さらにカルカとアツモンを通り、ついにエジプト川に出て、地中海に達するのです。

5.  東の境界線は、塩の海の西岸沿いにヨルダン川の河口までです。北の境界線は、ヨルダン川が塩の海に注ぐ河口の入り江から始まり、 

6. ベテ・ホグラと、ベテ・ハアラバの北方を経て、ルベンの子ボハンの石に至ります。 

7. その地点からは、アコルの谷を通ってデビルに進みます。 デビルで、ギルガル方面へ北西に曲がりますが、ギルガルは、その谷の南斜面、アドミム一帯の反対側にあたります。ギルガルより先は、エン・シェメシュの泉とエン・ロゲルに達します。

8. この境界線は、そののちベン・ヒノムの谷を通り、エルサレムの町であるエブスの南側に沿って進み、それから西に向かい、ヒノムの谷とレファイムの谷の北端をも見下ろす、山のいただきに達します。

9. 続いて、その山頂からメ・ネフトアハの泉へ延び、さらにエフロン山の町々に達し、そこからキルヤテ・エアリムとも呼ばれるバアラの周辺を北に迂回します。 

10-11. 続いて境界線は、バアラから西に回ってセイル山に至り、エアリム山の北斜面にあるケサロンの町を経て、ベテ・シェメシュに下ります。 そこで再び北西に向きを変え、ティムナの南を通って、エクロンの北側にある山の斜面に出ます。 そこで左に折れ、シカロンの南とバアラ山を通ります。 そこから再び北に向かい、ヤブネエルを通って、最後は地中海に達するのです。

12.  地中海の海岸線が西の境界線です。

13.  カレブに与えられた地神様はヨシュアに、ユダの領地の一部をエフネの息子カレブに割り当てるよう、指示なさいました。 それでカレブは、アナクの父親にちなんだ名前の町キルヤテ・アルバ、すなわちヘブロンを与えられたのです。 

14. カレブは、アナクの三人の息子、シェシャイ、アヒマン、タルマイの子孫を追い払い、 

15. 次いで、元はキルヤテ・セフェルといった、デビルの住民と一戦を交えました。

16.  時にカレブは、「キルヤテ・セフェルを攻め取った者には、娘のアクサを妻としてつかわそう」と宣言しました。 

17. ケナズの息子で、カレブの甥にあたるオテニエルがその町を征服したので、アクサはオテニエルの妻となりました。 

18-19. 嫁入りの際、オテニエルはアクサをけしかけ、結婚祝いにもっと畑をくれるよう父親に願わせました。この件について父親と話そうと、彼女はろばから降りました。「どうした。 わしにしてやれることがあれば、何でもお言い。」「お祝いにもっといただきたいものがあるの。 先に下さった土地は荒れ地ですもの、泉も分けてほしいわ。」 それでカレブは、上の泉と下の泉も与えることにしたのです。

20.  ユダ部族に割り当てられた地は、次のとおりです。

21-32. ネゲブにあるエドムの国境に面したユダの町々カブツェエル、エデル、ヤグル、キナ、ディモナ、アデアダケデシュ、ハツォル、イテナン、ジフ、テレム、ベアロテハツォル・ハダタ、ケリヨテ・ヘツロンすなわちハツォルアマム、シェマ、モラダ、ハツァル・ガダ、ヘシュモンベテ・ペレテ、ハツァル・シュアル、ベエル・シェバビズヨテヤ、バアラ、イイム、エツェム、エルトラデケシル、ホルマ、ツィケラグ、マデマナ、サヌサナレバオテ、シルヒム、アイン、リモン全部で、二十九の町と周辺の村々を含んでいます。

33-36. 低地にあった次の町々も、ユダに与えられました。エシュタオル、ツォルア、アシュナ、ザノアハエン・ガニム、タプアハ、エナム、ヤルムテ、アドラムソコ、アゼカ、シャアライム、アディタイムゲデラ、ゲデロタイム全部で、十四の町と周辺の村々を含んでいます。

37-44. ユダ部族は、このほか二十五の町と、それに属する村々をも相続しました。ツェナン、ハダシャ、ミグダル・ガド、ディルアンミツパ、ヨクテエル、ラキシュ、ボツカテ、エグロンカボン、ラフマス、キテリシュ、ゲデロテ、ベテ・ダゴンナアマ、マケダ、リブナ、エテル、アシャン、エフタアシュナ、ネツィブ、ケイラ、アクジブ、マレシャ

45.  ユダ部族の領地は、エクロンの町々と村々の全部をも含んでいました。 

46. その境界線は、エクロンから地中海にまで達し、アシュドデの境界付近の町々と周辺の村々、 

47. アシュドデの町と周辺の村々、エジプト川に至るまでのガザと周辺の村々、さらに、南はエジプト川の河口から北はツロに至るまでの、地中海沿岸全域をも含んでいました。

48-62. ユダはさらに、山地の四十四の町と周辺の村々をも相続しました。シャミル、ヤティル、ソコ、ダナキルヤテ・サナすなわちデビル、アナブエシュテモア、アニム、ゴシェン、ホロン、ギロアラブ、ドマ、エシュアン、ヤニム、ベテ・タプアハアフェカ、フムタ、キルヤテ・アルバすなわちヘブロンツィオル、マオン、カルメル、ジフ、ユタ、イズレエルヨクデアム、ザノアハ、カイン、ギブア、ティムナハルフル、ベテ・ツル、ゲドル、マアラテ、ベテ・アノテエルテコン、キルヤテ・バアルすなわちキルヤテ・エアリムラバ、ベテ・ハアラバ、ミディン、セカカ、ニブシャン塩の町、エン・ゲディ

63.  しかしユダ部族は、エルサレムに住んでいたエブス人を追い出すことができませんでした。 それでエブス人は、今もなおユダの人々と共に生活しているのです。