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ゼカリヤ書 14:7-20 リビングバイブル (JLB)

7. それでも真昼が続く。 どうしてかは、神様だけがご存じだ。 これまでのような昼と夜ではなくなり、夕暮れ時にも、なお光がある。 

8. いのちを与える水が、エルサレムからわき出る。 半分は死海に、半分は地中海に注ぎ、夏も冬も、絶え間なく流れ続ける。

9. こうして、神様は全地を支配する王となられる。 その日には、他の神々は退けられ、神様の御名だけがあがめられる。 

10. ユダの北端にあるゲバから、南端のリモンまで、全地が一つの広大な平地となる。 ただし、エルサレムだけが高台にあり、その区域は、ベニヤミンの門から古い門の跡、それから隅の門、さらにハナヌエルの塔を通って、王のぶどう酒を絞る所までだ。 

11. ついにエルサレムは、人が安心して住める場所になる。 もう二度と、のろわれ、滅ぼされない。

12. 神様は、エルサレムを攻撃したすべての国民を伝染病で苦しめる。 彼らは、歩く屍のようになる。 肉は腐って落ち、目はくぼみ、舌は口の中で衰える。

13. 神様は彼らを狼狽させ、恐怖でおののかせる。 彼らは互いに争い、つかみ合い、なぐり合う。 

14. ユダの全住民はエルサレムで戦う。 回りのすべての国々の財宝、多量の金銀と上等の衣類は、押収される。 

15. 先のと同じ伝染病が、馬、らば、らくだ、ろば、および敵陣にいるすべての動物に襲いかかる。

16. ついに、この災いの中で生き残った者たちが、毎年エルサレムへ上り、天の軍勢の主である王を礼拝し、感謝する時を守るようになる。 

17. 世界中どこでも、天の軍勢の主である王を礼拝しにエルサレムへ来ない国民には、雨が降らなくなる。 

18. もしエジプトが来ないなら、雨が降らないことはもちろん、神様はほかの災害も下して懲らしめる。 

19. エジプトであっても、ほかの国であっても、もしエルサレムへ上って来ないなら、みな罰せられるのだ。

20. その日、馬の鈴にも、「神様にささげられた聖なるもの」と書かれ、神殿のなべも、祭壇のそばの鉢のように神聖なものとなる。 

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