チャプター

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  3. 3
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  7. 7
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  10. 10
  11. 11
  12. 12
  13. 13
  14. 14

旧約聖書

新約聖書

ゼカリヤ書 14 リビングバイブル (JLB)

1-2. 気をつけよ。 神様の日がすぐに来る。 その日、神様は国々を集めて、エルサレムを攻めさせる。 町は占領され、家々は略奪され、戦利品は分配され、婦人たちは暴行される。 住民の半分は奴隷として連れ去られ、残りの半分が廃墟の町に残される。

3. その時、神様は完全武装して、この国々と戦うために出て来られる。 

4. その日、神様はエルサレムの東にあるオリーブ山のいただきに立たれる。 すると、オリーブ山は真っ二つに裂け、広く東西に走る深い谷ができる。 山の半分が北に、別の半分が南に動くからだ。 

5. 谷は町の門に通じているので、そこを通って逃げることができる。 何世紀も昔、ユダのウジヤ王の時、先祖たちが地震を避けて逃げたように、逃げることになろう。 そして、私の神様である主が来られる。 すべての聖徒と御使いも共に。

6. 太陽も月も星も、もう輝かない。 

7. それでも真昼が続く。 どうしてかは、神様だけがご存じだ。 これまでのような昼と夜ではなくなり、夕暮れ時にも、なお光がある。 

8. いのちを与える水が、エルサレムからわき出る。 半分は死海に、半分は地中海に注ぎ、夏も冬も、絶え間なく流れ続ける。

9. こうして、神様は全地を支配する王となられる。 その日には、他の神々は退けられ、神様の御名だけがあがめられる。 

10. ユダの北端にあるゲバから、南端のリモンまで、全地が一つの広大な平地となる。 ただし、エルサレムだけが高台にあり、その区域は、ベニヤミンの門から古い門の跡、それから隅の門、さらにハナヌエルの塔を通って、王のぶどう酒を絞る所までだ。 

11. ついにエルサレムは、人が安心して住める場所になる。 もう二度と、のろわれ、滅ぼされない。

12. 神様は、エルサレムを攻撃したすべての国民を伝染病で苦しめる。 彼らは、歩く屍のようになる。 肉は腐って落ち、目はくぼみ、舌は口の中で衰える。

13. 神様は彼らを狼狽させ、恐怖でおののかせる。 彼らは互いに争い、つかみ合い、なぐり合う。 

14. ユダの全住民はエルサレムで戦う。 回りのすべての国々の財宝、多量の金銀と上等の衣類は、押収される。 

15. 先のと同じ伝染病が、馬、らば、らくだ、ろば、および敵陣にいるすべての動物に襲いかかる。

16. ついに、この災いの中で生き残った者たちが、毎年エルサレムへ上り、天の軍勢の主である王を礼拝し、感謝する時を守るようになる。 

17. 世界中どこでも、天の軍勢の主である王を礼拝しにエルサレムへ来ない国民には、雨が降らなくなる。 

18. もしエジプトが来ないなら、雨が降らないことはもちろん、神様はほかの災害も下して懲らしめる。 

19. エジプトであっても、ほかの国であっても、もしエルサレムへ上って来ないなら、みな罰せられるのだ。

20. その日、馬の鈴にも、「神様にささげられた聖なるもの」と書かれ、神殿のなべも、祭壇のそばの鉢のように神聖なものとなる。 

21. 実際、エルサレムとユダにあるすべての容器は、天の軍勢の主への聖なるものとなる。 礼拝に来る者は、いけにえを煮るために、どの容器でも自由に使ってかまわない。 神殿には、もう、強欲な商人はいなくなる。