1. エホヤキン王が捕らえ移されてから六年後の七月下旬、イスラエルの長老たち幾人かが、神様にうかがいを立ててほしいと尋ねて来ました。 彼らは私の前に座って、神様のお答えを待っていました。
2. そのとき神様は、このようなお告げを私に下さったのです。
3. 「ちりの子よ、イスラエルの長老たちに、神はこうお語りになると言え。 よくもぬけぬけと、助けを求めに来れたな。 決して語ってなどやるものか。
4. さあ、ちりの子よ、彼らをさばけ。 責めよ。 先祖の時代から今日まで、この国の人々が行なってきた、すべての罪を教えてやれ。
5-6. 神はこうお語りになると告げよ。 わたしがイスラエルを選び、エジプトでわたしが神であることを示した時、彼らとその子孫とにこう誓った。 彼らをエジプトから連れ出し、彼らのために探しておいた、乳と蜜が流れる最良の地に導くとな。
7. それから、こう命じた。 すべての偶像を捨てよ。 わたしこそ、おまえたちの神だ。 エジプトの神々を拝んで身を汚すようなことはするな。