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ルカによる福音書 22:12-24 リビングバイブル (JLB)

12. 主人は、用意万端ととのった、二階の広間を見せてくれるでしょう。 そこで食事の用意をしなさい。 さあ、急いで。」

13.  二人が町に行ってみると、何もかも言われたとおりです。 こうして、食事の準備はできあがりました。最後の晩餐

14.  やがて時間になり、一同は、その広間で、そろって食卓に着きました。 

15. まず口を切ったのは、イエスです。 「苦しみの始まる前に、ぜひ、いっしょに過越の食事をしたいと思っていました。 

16. 今だから言いますが、神の国で過越が実現するまで、わたしは二度と過越の食事をしません。」

17.  それから、ぶどう酒の杯を取り、感謝の祈りをささげてから、こう言われました。 「これを分け合いなさい。 

18. わたしは神の国が来るまで、二度とぶどう酒は飲みません。」

19.  次にパンを取り、神に感謝してから、それをちぎり、弟子たち一人一人に分け与えながら言われました。 「これはあなたがたに与える私の体です。 わたしの記念に、食べなさい。」

20.  食事のあと、杯を弟子たちに渡して言われました。 「このぶどう酒は、神があなたがたを救ってくださるという新しい契約を保証するものです。 つまり、あなたがたのたましいを買い戻すために、わたしが流す血の代わりなのです。 

21. それなのに、この食事にいっしょに座っている一人が、わたしを裏切るのです。 

22. わたしは死ななければなりません。 それが神のご計画なのです。 だが、裏切り者には、どんな恐ろしいのろいが待ち受けていることでしょうか……。」

23.  弟子たちは、そんなことをするのは、いったいだれだろう、といぶかりました。

24.  それが一段落すると、やがて実現する御国で、だれが一番偉いかということで、ああでもない、こうでもないと議論を始めました。

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