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ヨハネによる福音書 3:20-29 リビングバイブル (JLB)

20. 暗やみの中で罪を犯したいので、彼らは天からの光をきらいました。 罪が暴露され罰せられるのを恐れて、光のほうに出て来ようともしません。 

21. しかし、正しいことを行なっている人は、喜んで光のほうに出て来ます。 神の望まれることを行なっていると、だれの目にもはっきりわかるためです。

22.  その後、イエスと弟子たちは、エルサレムを去り、しばらくユダヤに滞在し、バプテスマ(洗礼)を授けていました。ヨハネとイエスの役割

23-24. そのころはまだ、バプテスマのヨハネは投獄されておらず、サリムに近いアイノンで、バプテスマを授けていました。 そこには、水がたくさんあったからです。 

25. ある日、一人のユダヤ人が、「イエス様のバプテスマのほうがすぐれている」と、ヨハネの弟子たちに議論を吹っかけました。 

26. 弟子たちは、ヨハネのところに来てこぼしました。 「先生。 ヨルダン川の向こう岸でお会いしたあの方、あなた様がメシヤ(救い主)だとおっしゃったあの方も、バプテスマを授けておられるそうで……。 みんな、こちらには来ないで、どんどんあの方のほうへ行ってしまいます。」

27.  ヨハネは答えました。 「天の神様が、一人一人にそれぞれの役割を決めてくださる。 

28. 私の役目は、だれもがあの方のところへ行けるように道を備えることだ。 私はキリストではないと、はっきり言ったはずだよ。 あの方のために道を備えるために、私はここにいるのだ。 

29. 一番魅力のあるものに人々が集まるのは当然だろうが。 花嫁は花婿のもとへ行く。 花婿の友達は花婿といっしょに喜ぶ。 私は花婿の友達だから、花婿の喜ぶ声を聞くと、うれしくてたまらないのだ。 

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