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ユダの手紙 1:9-14 リビングバイブル (JLB)

9. 御使いとして最高の権威を持つミカエルでさえ、モーセの体について悪魔と言い争った時、あえて、悪魔をののしったり、あざけったりはせず、「主が、おまえを戒めてくださるように」と言っただけではありませんか。 

10. それなのに、あの偽教師たちときたら、自分にもわからないことを、片っぱしからあざけったり、ののしったりしています。 まるで動物のように、したいほうだいのことをして、自分のたましいを、永遠の滅びへと追いやっているのです。

11. 災いが、彼らに下りますように。 弟殺しのカインと同じ道をたどっているからです。 また、バラムと似て、金のためなら、どんなことでも平気でするからです。 彼らはコラのように、神様に従わず、そののろいを受けて死ぬのです。

12. こういう連中が、教会での愛の会食に加われば、大きな汚点を残します。 彼らは、他人のことなどおかまいなしに、大声で笑ったり、ふざけたりしながら、むさぼり食うのです。 まるで、からからに乾ききった大地の上を、一滴の雨も降らせずに通り過ぎる、雲みたいです。 おおいに期待させるだけで、何の役にも立たないのです。 また、収穫の時期になっても、実一つつけない木に似ています。 その状態は、ただの死ではなく、二重の死を意味します。 彼らは、根こそぎ引き抜かれて、焼かれるしかないのですから。

13. 彼らがあとに残すものと言えば、海岸に打ち寄せる荒波が残していく、汚ないあぶくのような、恥と不名誉だけです。 彼らは、一見、夜空に輝く星のように見えますが、その行く手には、神様が用意された永遠の暗やみがあるだけです。

14. 最初の人アダムとは近い年代に生きたエノクも、こういう連中のことを知っていて、「ごらんなさい。 主が幾百万の聖なる者と共に来られます。 

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