旧約聖書

新約聖書

ヘブル人への手紙 10:3-13 リビングバイブル (JLB)

3. ところが、事実は反対でした。 年ごとのいけにえは、人々の心をなごませるどころか、かえって、不従順と罪とを思い起こさせたのです。 

4. 雄牛とやぎの血では、実際に罪を取り除けないからです。

5. それゆえキリスト様は、この世に来られた時、次のように言われたのです。 「神よ。 雄牛や、やぎの血は、あなたの心にかないません。 それで、わたしに肉の体を与え、祭壇の上のいけにえとなさいました。 

6. 罪のためのささげ物として、あなたの前で殺されて焼かれる動物のいけにえでは、あなたは満足されませんでした。 

7. そこでわたしは、『まさに、聖書に書いてあるとおり、わたしはあなたの御心を行ない、いのちを捨てるためにまいりました』と申し上げたのです。」

8. すなわち、キリスト様は、古い制度が要求する、さまざまのいけにえやささげ物では、神様は満足されない、と語ったあとで、 

9. 「わたしはいのちを捨てるために来ました」とつけ加えたのです。キリスト様は、はるかにすぐれた制度を打ち立てるために、最初の制度を廃止されます。 

10. この新しい計画にそって、ただ一度死なれ、それによって、私たちは罪を赦され、きよくされているのです。 

11. 古い契約のもとでは、祭司たちは毎日、祭壇にいけにえをささげますが、それらは、決して罪を取り除くことができません。

12. しかしキリスト様は、いつまでも有効な、ただ一つのいけにえとして、私たちの罪のために、自分を神様にささげてくださり、そのあと、最も名誉ある神様の右の座について、 

13. 敵が足の下に踏みつけられる、その日を待っておられます。 

完全な章を読みます ヘブル人への手紙 10