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コリント人への第一の手紙 12:20-31 リビングバイブル (JLB)

20. ですから、神様は多くの器官を造られました。 しかし、やはり体は、ただ一つなのです。

21. 目が手に、「私には、あなたなんか必要じゃない」などとは、決して言えません。 また、頭が足に、「あなたなんかいらない」とも言えません。

22. それどころか、一番弱く、一番不要だと思われている部分が、実は、最も必要なのです。 

23. そうです。 私たちは、むしろ余分と思える部分が与えられていることを、特に喜ぶのです。 そして、人目にさらすべきでない部分は、人目から注意深く守ります。 

24. 一方、見られてもよい部分は、もちろん、特別な注意を要しません。 そのように、神様は、あまり重要視されない部分が特別に重んじられ、注意深く扱われるように、体を組み立ててくださったのです。 

25. それは、各部分が幸福になり、互いにいたわり合うためです。 

26. もし一つの部分が苦しむなら、すべての部分が共に苦しみます。 そして、一つの部分が重んじられれば、すべての部分が喜ぶのです。

27. そこで、私は次のことを言いたいのです。 すなわち、あなたがたは共に、キリストという一つの体であり、一人一人が、なくてはならない部分である、と。 

28. キリスト様は、自分の体である教会を形成する個々の部分として、人々を次のように任命されました。使徒、預言者〔神のことばを伝える者〕、教師、奇蹟を行なう者、病気を治す力のある者、人々を援助する者、人々の働きを管理する者、異言で話す者。

29. 皆が使徒でしょうか。 もちろん違います。 皆が説教者でしょうか。 違います。 皆が教師でしょうか。 皆が奇蹟を行なえるでしょうか。 

30. 皆が病気を治せるでしょうか。 もちろん、そんなことはできません。 神様は全員に、異言で話す能力を与えておられるのでしょうか。 またそれを、皆が理解し、解き明かすことができるでしょうか。 

31. そんなことはありません。 しかし、あなたがたは、これらの賜物より、もっと大切なものを、全力を尽くして求めなさい。ところで、まず、これらの賜物よりもすぐれたものについて教えましょう。

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