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雅歌 2:1-11 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

1. わたしはシャロンのばら、谷のゆりです。

2. おとめたちのうちにわが愛する者のあるのは、いばらの中にゆりの花があるようだ。

3. わが愛する者の若人たちの中にあるのは、林の木の中にりんごの木があるようです。わたしは大きな喜びをもって、彼の陰にすわった。彼の与える実はわたしの口に甘かった。

4. 彼はわたしを酒宴の家に連れて行った。わたしの上にひるがえる彼の旗は愛であった。

5. 干ぶどうをもって、わたしに力をつけ、りんごをもって、わたしに元気をつけてください。わたしは愛のために病みわずらっているのです。

6. どうか、彼の左の手がわたしの頭の下にあり、右の手がわたしを抱いてくれるように。

7. エルサレムの娘たちよ、わたしは、かもしかと野の雌じかをさして、あなたがたに誓い、お願いする、愛のおのずから起るときまでは、ことさらに呼び起すことも、さますこともしないように。

8. わが愛する者の声が聞える。見よ、彼は山をとび、丘をおどり越えて来る。

9. わが愛する者はかもしかのごとく、若い雄じかのようです。見よ、彼はわたしたちの壁のうしろに立ち、窓からのぞき、格子からうかがっている。

10. わが愛する者はわたしに語って言う、「わが愛する者よ、わが麗しき者よ、立って、出てきなさい。

11. 見よ、冬は過ぎ、雨もやんで、すでに去り、

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