4. わたしの心はわがうちにもだえ苦しみ、死の恐れがわたしの上に落ちました。
5. 恐れとおののきがわたしに臨み、はなはだしい恐れがわたしをおおいました。
6. わたしは言います、「どうか、はとのように翼をもちたいものだ。そうすればわたしは飛び去って安きを得るであろう。
7. わたしは遠くのがれ去って、野に宿ろう。[セラ
8. わたしは急ぎ避難して、はやてとあらしをのがれよう」と。
9. 主よ、彼らのはかりごとを打ち破ってください。彼らの舌を混乱させてください。わたしは町のうちに暴力と争いとを見るからです。
10. 彼らは昼も夜も町の城壁の上を歩きめぐり、町のうちには害悪と悩みとがあります。
11. また滅ぼす事が町のうちにあり、しえたげと欺きとはその市場を離れることがありません。
12. わたしをののしる者は敵ではありません。もしそうであるならば忍ぶことができます。わたしにむかって高ぶる者はあだではありません。もしそうであるならば身を隠して彼を避けることができます。
13. しかしそれはあなたです、わたしと同じ者、わたしの同僚、わたしの親しい友です。