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民数記 31:3-17 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

3. モーセは民に言った、「あなたがたのうちから人を選んで戦いのために武装させ、ミデアンびとを攻めて、主のためミデアンびとに復讐しなさい。

4. すなわちイスラエルのすべての部族から、部族ごとに千人ずつを戦いに送り出さなければならない」。

5. そこでイスラエルの部族のうちから部族ごとに千人ずつを選び、一万二千人を得て、戦いのために武装させた。

6. モーセは各部族から千人ずつを戦いにつかわし、また祭司エレアザルの子ピネハスに、聖なる器と吹き鳴らすラッパとを執らせて、共に戦いにつかわした。

7. 彼らは主がモーセに命じられたようにミデアンびとと戦って、その男子をみな殺した。

8. その殺した者のほかにまたミデアンの王五人を殺した。その名はエビ、レケム、ツル、フル、レバである。またベオルの子バラムをも、つるぎにかけて殺した。

9. またイスラエルの人々はミデアンの女たちとその子供たちを捕虜にし、その家畜と、羊の群れと、貨財とをことごとく奪い取り、

10. そのすまいのある町々と、その部落とを、ことごとく火で焼いた。

11. こうして彼らはすべて奪ったものと、かすめたものとは人をも家畜をも取り、

12. その生けどった者と、かすめたものと、奪ったものとを携えて、エリコに近いヨルダンのほとりのモアブの平野の宿営におるモーセと祭司エレアザルとイスラエルの人々の会衆のもとへもどってきた。

13. ときにモーセと祭司エレアザルと会衆のつかさたちはみな宿営の外に出て迎えたが、

14. モーセは軍勢の将たち、すなわち戦場から帰ってきた千人の長たちと、百人の長たちに対して怒った。

15. モーセは彼らに言った、「あなたがたは女たちをみな生かしておいたのか。

16. 彼らはバラムのはかりごとによって、イスラエルの人々に、ペオルのことで主に罪を犯させ、ついに主の会衆のうちに疫病を起すに至った。

17. それで今、この子供たちのうちの男の子をみな殺し、また男と寝て、男を知った女をみな殺しなさい。

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