チャプター

  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 4
  5. 5
  6. 6
  7. 7
  8. 8
  9. 9
  10. 10
  11. 11
  12. 12
  13. 13
  14. 14
  15. 15
  16. 16
  17. 17
  18. 18
  19. 19
  20. 20
  21. 21
  22. 22
  23. 23
  24. 24
  25. 25
  26. 26
  27. 27
  28. 28
  29. 29
  30. 30
  31. 31
  32. 32
  33. 33
  34. 34
  35. 35
  36. 36

旧約聖書

新約聖書

民数記 3 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

第3章

1. 主がシナイ山で、モーセと語られた時の、アロンとモーセの一族は、次のとおりであった。

2. アロンの子たちの名は、次のとおりである。長子はナダブ、次はアビウ、エレアザル、イタマル。

3. これがアロンの子たちの名であって、彼らはみな油を注がれ、祭司の職に任じられて祭司となった。

4. ナダブとアビウとは、シナイの荒野において、異火を主の前にささげたので、主の前で死んだ。彼らには子供がなかった。そしてエレアザルとイタマルとが、父アロンの前で祭司の務をした。

5. 主はまたモーセに言われた、

6. 「レビの部族を召し寄せ、祭司アロンの前に立って仕えさせなさい。

7. 彼らは会見の幕屋の前にあって、アロンと全会衆のために、その務をし、幕屋の働きをしなければならない。

8. すなわち、彼らは会見の幕屋の、すべての器をまもり、イスラエルの人々のために務をし、幕屋の働きをしなければならない。

9. あなたはレビびとを、アロンとその子たちとに、与えなければならない。彼らはイスラエルの人々のうちから、全くアロンに与えられたものである。

10. あなたはアロンとその子たちとを立てて、祭司の職を守らせなければならない。ほかの人で近づくものは殺されるであろう」。

11. 主はまたモーセに言われた、

12. 「わたしは、イスラエルの人々のうちの初めに生れたすべてのういごの代りに、レビびとをイスラエルの人々のうちから取るであろう。レビびとは、わたしのものとなるであろう。

13. ういごはすべてわたしのものだからである。わたしは、エジプトの国において、すべてのういごを撃ち殺した日に、イスラエルのういごを、人も獣も、ことごとく聖別して、わたしに帰せしめた。彼らはわたしのものとなるであろう。わたしは主である」。

14. 主はまたシナイの荒野でモーセに言われた、

15. 「あなたはレビの子たちを、その父祖の家により、その氏族によって数えなさい。すなわち、一か月以上の男子を数えなければならない」。

16. それでモーセは主の言葉にしたがって、命じられたとおりに、それを数えた。

17. レビの子たちの名は次のとおりである。すなわち、ゲルション、コハテ、メラリ。

18. ゲルションの子たちの名は、その氏族によれば次のとおりである。すなわち、リブニ、シメイ。

19. コハテの子たちは、その氏族によれば、アムラム、イヅハル、ヘブロン、ウジエル。

20. メラリの子たちは、その氏族によれば、マヘリ、ムシ。これらはその父祖の家によるレビの氏族である。

21. ゲルションからリブニびとの氏族と、シメイびとの氏族とが出た。これらはゲルションびとの氏族である。

22. その数えられた者、すなわち、一か月以上の男子の数は合わせて七千五百人であった。

23. ゲルションびとの氏族は幕屋の後方、すなわち、西の方に宿営し、

24. ラエルの子エリアサフが、ゲルションびとの父祖の家のつかさとなるであろう。

25. 会見の幕屋の、ゲルションの子たちの務は、幕屋、天幕とそのおおい、会見の幕屋の入口のとばり、

26. 庭のあげばり、幕屋と祭壇のまわりの庭の入口のとばり、そのひも、およびすべてそれに用いる物を守ることである。

27. また、コハテからアムラムびとの氏族、イヅハルびとの氏族、ヘブロンびとの氏族、ウジエルびとの氏族が出た。これらはコハテびとの氏族である。

28. 一か月以上の男子の数は、合わせて八千六百人であって、聖所の務を守る者たちである。

29. コハテの子たちの氏族は、幕屋の南の方に宿営し、

30. ウジエルの子エリザパンが、コハテびとの氏族の父祖の家のつかさとなるであろう。

31. 彼らの務は、契約の箱、机、燭台、二つの祭壇、聖所の務に用いる器、とばり、およびすべてそれに用いる物を守ることである。

32. 祭司アロンの子エレアザルが、レビびとのつかさたちの長となり、聖所の務を守るものたちを監督するであろう。

33. メラリからマヘリびとの氏族と、ムシびとの氏族とが出た。これらはメラリの氏族である。

34. その数えられた者、すなわち、一か月以上の男子の数は、合わせて六千二百人であった。

35. アビハイルの子ツリエルが、メラリの氏族の父祖の家のつかさとなるであろう。彼らは幕屋の北の方に宿営しなければならない。

36. メラリの子たちが、その務として管理すべきものは、幕屋の枠、その横木、その柱、その座、そのすべての器、およびそれに用いるすべての物、

37. ならびに庭のまわりの柱とその座、その釘、およびそのひもである。

38. また幕屋の前、その東の方、すなわち、会見の幕屋の東の方に宿営する者は、モーセとアロン、およびアロンの子たちであって、イスラエルの人々の務に代って、聖所の務を守るものである。ほかの人で近づく者は殺されるであろう。

39. モーセとアロンとが、主の言葉にしたがって数えたレビびとで、その氏族によって数えられた者、一か月以上の男子は、合わせて二万二千人であった。

40. 主はまたモーセに言われた、「あなたは、イスラエルの人々のうち、すべてういごである男子の一か月以上のものを数えて、その名の数を調べなさい。

41. また主なるわたしのために、イスラエルの人々のうちの、すべてのういごの代りにレビびとを取り、またイスラエルの人々の家畜のうちの、すべてのういごの代りに、レビびとの家畜を取りなさい」。

42. そこでモーセは主の命じられたように、イスラエルの人々のうちの、すべてのういごを数えた。

43. その数えられたういごの男子、すべて一か月以上の者は、その名の数によると二万二千二百七十三人であった。

44. 主はモーセに言われた、

45. 「あなたはイスラエルの人々のうちの、すべてのういごの代りに、レビびとを取り、また彼らの家畜の代りに、レビびとの家畜を取りなさい。レビびとはわたしのものとなる。わたしは主である。

46. またイスラエルの人々のういごは、レビびとの数を二百七十三人超過しているから、そのあがないのために、

47. そのあたまかずによって、ひとりごとに銀五シケルを取らなければならない。すなわち、聖所のシケルにしたがって、それを取らなければならない。一シケルは二十ゲラである。

48. あなたは、その超過した者をあがなう金を、アロンと、その子たちに渡さなければならない」。

49. そこでモーセは、レビびとによってあがなわれた者を超過した人々から、あがないの金を取った。

50. すなわち、モーセは、イスラエルの人々のういごから、聖所のシケルにしたがって千三百六十五シケルの銀を取り、

51. そのあがないの金を、主の言葉にしたがって、アロンとその子たちに渡した。主がモーセに命じられたとおりである。