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歴代志下 9:11-24 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

11. 王はそのびゃくだんの木で、主の宮と王の家とに階段を造り、また歌うたう者のために琴と立琴を造った。このようなものはかつてユダの地で見たことがなかった。

12. ソロモン王は、シバの女王が贈った物に報いたほかに、彼女の望みにまかせて、すべてその求めるものを贈った。そして彼女はその家来たちと共に自分の国へ帰って行った。

13. さて一年の間にソロモンの所にはいって来た金の目方は六百六十六タラントであった。

14. このほかに貿易商および商人の携えて来たものがあった。またアラビヤのすべての王たちおよび国の代官たちも金銀をソロモンに携えてきた。

15. ソロモン王は延金の大盾二百を造った。その大盾にはおのおの六百シケルの延金を用いた。

16. また延金の小盾三百を造った。小盾にはおのおの三百シケルの金を用いた。王はこれらをレバノンの森の家に置いた。

17. 王はまた大きな象牙の玉座を造り、純金でこれをおおった。

18. その玉座には六つの段があり、また金の足台があって共に玉座につらなり、その座する所の両方に、ひじかけがあって、ひじかけのわきに二つのししが立っていた。

19. また十二のししが六つの段のおのおのの両側に立っていた。このような物はどこの国でも造られたことがなかった。

20. ソロモン王が飲むときに用いた器はみな金であった。またレバノンの森の家の器もみな純金であって、銀はソロモンの世には尊ばれなかった。

21. これは王の船がヒラムのしもべたちを乗せてタルシシへ行き、三年ごとに一度、そのタルシシの船が金、銀、象牙、さる、くじゃくを載せて来たからである。

22. このようにソロモン王は富と知恵において、地のすべての王にまさっていたので、

23. 地のすべての王は神がソロモンの心に授けられた知恵を聞こうとしてソロモンに謁見を求めた。

24. 人々はおのおの贈り物を携えてきた。すなわち銀の器、金の器、衣服、没薬、香料、馬、騾馬など年々定まっていた。

完全な章を読みます 歴代志下 9