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歴代志下 33:10-24 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

10. 主はマナセおよびその民に告げられたが、彼らは心に留めなかった。

11. それゆえ、主はアッスリヤの王の軍勢の諸将をこれに攻めこさせられたので、彼らはマナセをかぎで捕え、青銅のかせにつないで、バビロンに引いて行った。

12. 彼は悩みにあうに及んで、その神、主に願い求め、その先祖の神の前に大いに身を低くして、

13. 神に祈ったので、神はその祈を受けいれ、その願いを聞き、彼をエルサレムに連れ帰って、再び国に臨ませられた。これによってマナセは主こそ、まことに神にいますことを知った。

14. この後、彼はダビデの町の外の石がきをギホンの西の方の谷のうちに築き、魚の門の入口にまで及ぼし、またオペルに石がきをめぐらして、非常に高くこれを築き上げ、ユダのすべての堅固な町に軍長を置き、

15. また主の宮から、異邦の神々および偶像を取り除き、主の宮の山とエルサレムに自分で築いたすべての祭壇を取り除いて、町の外に投げ捨て、

16. 主の祭壇を築き直して、酬恩祭および感謝の犠牲を、その上にささげ、ユダに命じてイスラエルの神、主に仕えさせた。

17. しかし民は、なお高き所で犠牲をささげた。ただしその神、主にのみささげた。

18. マナセのそのほかの行為、その神にささげた祈、およびイスラエルの神、主の名をもって彼に告げた先見者たちの言葉は、イスラエルの列王の記録のうちにしるされている。

19. またその祈と、祈の聞かれた事、そのもろもろの罪と、とが、その身を低くする前に高き所を築いて、アシラ像および刻んだ像を立てた場所などは、先見者の記録のうちにしるされている。

20. マナセはその先祖たちと共に眠ったので、その家に葬られた。その子アモンが彼に代って王となった。

21. アモンは王となった時二十二歳で、二年の間エルサレムで世を治めた。

22. 彼はその父マナセのしたように主の前に悪を行った。すなわちアモンはその父マナセが造ったもろもろの刻んだ像に犠牲をささげて、これに仕え、

23. その父マナセが身を低くしたように主の前に身を低くしなかった。かえってこのアモンは、いよいよそのとがを増した。

24. その家来たちは党を結んで彼にそむき、彼をその家で殺した。

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