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歴代志下 20:24-33 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

24. ユダの人々は野の物見やぐらへ行って、かの群衆を見たが、地に倒れた死体だけであって、ひとりものがれた者はなかった。

25. それでヨシャパテとその民は彼らの物を奪うために来て見ると、多数の家畜、財宝、衣服および宝石などおびただしくあったので、おのおのそれをはぎ取ったが、運びきれないほどたくさんで、かすめ取るに三日もかかった。それほど物が多かったのである。

26. 四日目に彼らはベラカの谷に集まり、その所で主を祝福した。それでその所の名を今日までベラカの谷と呼んでいる。

27. そしてユダとエルサレムの人々は皆ヨシャパテを先に立て、喜んでエルサレムに帰ってきた。主が彼らにその敵のことによって喜びを与えられたからである。

28. すなわち彼らは立琴、琴およびラッパをもってエルサレムの主の宮に来た。

29. そしてもろもろの国の民は主がイスラエルの敵と戦われたことを聞いて神を恐れた。

30. こうして神が四方に安息を賜わったので、ヨシャパテの国は穏やかであった。

31. このようにヨシャパテはユダを治めた。彼は三十五歳の時、王となり、二十五年の間エルサレムで世を治めた。彼の母の名はアズバといってシルヒの娘である。

32. ヨシャパテは父アサの道を歩んでそれを離れず、主の目に正しいと見られることを行った。

33. しかし高き所は除かず、また民はその先祖の神に心を傾けなかった。

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