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士師記 9:50-57 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

50. ついでアビメレクはテベツに行き、テベツに向かって陣を張り、これを攻め取ったが、

51. 町の中に一つの堅固なやぐらがあって、すべての男女すなわち町の人々が皆そこに逃げ込み、あとを閉ざして、やぐらの屋根に上ったので、

52. アビメレクはやぐらのもとに押し寄せてこれを攻め、やぐらの入口に近づいて、火をつけて焼こうとしたとき、

53. ひとりの女がアビメレクの頭に、うすの上石を投げて、その頭骸骨を砕いた。

54. アビメレクは自分の武器を持つ若者を急ぎ呼んで言った、「つるぎを抜いてわたしを殺せ。さもないと人々はわたしを、女に殺されたのだと言うであろう」。その若者が彼を刺し通したので彼は死んだ。

55. イスラエルの人々はアビメレクの死んだのを見て、おのおの去って家に帰った。

56. このように神はアビメレクがその兄弟七十人を殺して、自分の父に対して犯した悪に報いられた。

57. また神はシケムの人々のすべての悪を彼らのこうべに報いられた。こうしてエルバアルの子ヨタムののろいが、彼らに臨んだのである。

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