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士師記 2:1-15 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

1. 主の使がギルガルからボキムに上って言った、「わたしはあなたがたをエジプトから上らせて、あなたがたの先祖に誓った地に連れてきて、言った、『わたしはあなたと結んだ契約を決して破ることはない。

2. あなたがたはこの国の住民と契約を結んではならない。彼らの祭壇をこぼたなければならない』と。しかし、あなたがたはわたしの命令に従わなかった。あなたがたは、なんということをしたのか。

3. それでわたしは言う、『わたしはあなたがたの前から彼らを追い払わないであろう。彼らはかえってあなたがたの敵となり、彼らの神々はあなたがたのわなとなるであろう』と」。

4. 主の使がこれらの言葉をイスラエルのすべての人々に告げたので、民は声をあげて泣いた。

5. それでその所の名をボキムと呼んだ。そして彼らはその所で主に犠牲をささげた。

6. ヨシュアが民を去らせたので、イスラエルの人々はおのおのその領地へ行って土地を獲た。

7. 民はヨシュアの在世中も、またヨシュアのあとに生き残った長老たち、すなわち主がかつてイスラエルのために行われたすべての大いなるわざを見た人々の在世中も主に仕えた。

8. こうして主のしもべヌンの子ヨシュアは百十歳で死んだ。

9. 人々は彼をエフライムの山地のガアシ山の北のテムナテ・ヘレスにある彼の領地内に葬った。

10. そしてその時代の者もまたことごとくその先祖たちのもとにあつめられた。その後ほかの時代が起ったが、これは主を知らず、また主がイスラエルのために行われたわざをも知らなかった。

11. イスラエルの人々は主の前に悪を行い、もろもろのバアルに仕え、

12. かつてエジプトの地から彼らを導き出された先祖たちの神、主を捨てて、ほかの神々すなわち周囲にある国民の神々に従い、それにひざまずいて、主の怒りをひき起した。

13. すなわち彼らは主を捨てて、バアルとアシタロテに仕えたので、

14. 主の怒りがイスラエルに対して燃え、かすめ奪う者の手にわたして、かすめ奪わせ、かつ周囲のもろもろの敵の手に売られたので、彼らは再びその敵に立ち向かうことができなかった。

15. 彼らがどこへ行っても、主の手は彼らに災をした。これは主がかつて言われ、また主が彼らに誓われたとおりで、彼らはひどく悩んだ。

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