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創世記 41:5-14 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

5. 彼はまた眠って、再び夢を見た。夢に、一本の茎に太った良い七つの穂が出てきた。

6. その後また、やせて、東風に焼けた七つの穂が出てきて、

7. そのやせた穂が、あの太って実った七つの穂をのみつくした。ここでパロは目が覚めたが、それは夢であった。

8. 朝になって、パロは心が騒ぎ、人をつかわして、エジプトのすべての魔術師とすべての知者とを呼び寄せ、彼らに夢を告げたが、これをパロに解き明かしうる者がなかった。

9. そのとき給仕役の長はパロに告げて言った、「わたしはきょう、自分のあやまちを思い出しました。

10. かつてパロがしもべらに向かって憤り、わたしと料理役の長とを侍衛長の家の監禁所にお入れになった時、

11. わたしも彼も一夜のうちに夢を見、それぞれ意味のある夢を見ましたが、

12. そこに侍衛長のしもべで、ひとりの若いヘブルびとがわれわれと共にいたので、彼に話したところ、彼はわれわれの夢を解き明かし、その夢によって、それぞれ解き明かしをしました。

13. そして彼が解き明かしたとおりになって、パロはわたしを職に返し、彼を木に掛けられました」。

14. そこでパロは人をつかわしてヨセフを呼んだ。人々は急いで彼を地下の獄屋から出した。ヨセフは、ひげをそり、着物を着替えてパロのもとに行った。

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