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創世記 41:1-10 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

1. 二年の後パロは夢を見た。夢に、彼はナイル川のほとりに立っていた。

2. すると、その川から美しい、肥え太った七頭の雌牛が上がってきて葦を食っていた。

3. その後、また醜い、やせ細った他の七頭の雌牛が川から上がってきて、川の岸にいた雌牛のそばに立ち、

4. その醜い、やせ細った雌牛が、あの美しい、肥えた七頭の雌牛を食いつくした。ここでパロは目が覚めた。

5. 彼はまた眠って、再び夢を見た。夢に、一本の茎に太った良い七つの穂が出てきた。

6. その後また、やせて、東風に焼けた七つの穂が出てきて、

7. そのやせた穂が、あの太って実った七つの穂をのみつくした。ここでパロは目が覚めたが、それは夢であった。

8. 朝になって、パロは心が騒ぎ、人をつかわして、エジプトのすべての魔術師とすべての知者とを呼び寄せ、彼らに夢を告げたが、これをパロに解き明かしうる者がなかった。

9. そのとき給仕役の長はパロに告げて言った、「わたしはきょう、自分のあやまちを思い出しました。

10. かつてパロがしもべらに向かって憤り、わたしと料理役の長とを侍衛長の家の監禁所にお入れになった時、

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