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創世記 35:14-29 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

14. そこでヤコブは神が自分と語られたその場所に、一本の石の柱を立て、その上に灌祭をささげ、また油を注いだ。

15. そしてヤコブは神が自分と語られたその場所をベテルと名づけた。

16. こうして彼らはベテルを立ったが、エフラタに行き着くまでに、なお隔たりのある所でラケルは産気づき、その産は重かった。

17. その難産に当って、産婆は彼女に言った、「心配することはありません。今度も男の子です」。

18. 彼女は死にのぞみ、魂の去ろうとする時、子の名をベノニと呼んだ。しかし、父はこれをベニヤミンと名づけた。

19. ラケルは死んでエフラタ、すなわちベツレヘムの道に葬られた。

20. ヤコブはその墓に柱を立てた。これはラケルの墓の柱であって、今日に至っている。

21. イスラエルはまた、いで立ってミグダル・エダルの向こうに天幕を張った。

22. イスラエルがその地に住んでいた時、ルベンは父のそばめビルハのところへ行って、これと寝た。イスラエルはこれを聞いた。さてヤコブの子らは十二人であった。

23. すなわちレアの子らはヤコブの長子ルベンとシメオン、レビ、ユダ、イッサカル、ゼブルン。

24. ラケルの子らはヨセフとベニヤミン。

25. ラケルのつかえめビルハの子らはダンとナフタリ。

26. レアのつかえめジルパの子らはガドとアセル。これらはヤコブの子らであって、パダンアラムで彼に生れた者である。

27. ヤコブはキリアテ・アルバ、すなわちヘブロンのマムレにいる父イサクのもとへ行った。ここはアブラハムとイサクとが寄留した所である。

28. イサクの年は百八十歳であった。

29. イサクは年老い、日満ちて息絶え、死んで、その民に加えられた。その子エサウとヤコブとは、これを葬った。

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