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創世記 30:21-30 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

21. その後、彼女はひとりの娘を産んで、名をデナと名づけた。

22. 次に神はラケルを心にとめられ、彼女の願いを聞き、その胎を開かれたので、

23. 彼女は、みごもって男の子を産み、「神はわたしの恥をすすいでくださった」と言って、

24. 名をヨセフと名づけ、「主がわたしに、なおひとりの子を加えられるように」と言った。

25. ラケルがヨセフを産んだ時、ヤコブはラバンに言った、「わたしを去らせて、わたしの故郷、わたしの国へ行かせてください。

26. あなたに仕えて得たわたしの妻子を、わたしに与えて行かせてください。わたしがあなたのために働いた骨折りは、あなたがごぞんじです」。

27. ラバンは彼に言った、「もし、あなたの心にかなうなら、とどまってください。わたしは主があなたのゆえに、わたしを恵まれるしるしを見ました」。

28. また言った、「あなたの報酬を申し出てください。わたしはそれを払います」。

29. ヤコブは彼に言った、「わたしがどのようにあなたに仕えたか、またどのようにあなたの家畜を飼ったかは、あなたがごぞんじです。

30. わたしが来る前には、あなたの持っておられたものはわずかでしたが、ふえて多くなりました。主はわたしの行く所どこでも、あなたを恵まれました。しかし、いつになったらわたしも自分の家を成すようになるでしょうか」。

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