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列王紀上 7:26-46 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

26. 海の厚さは手の幅で、その縁は杯の縁のように、ゆりの花に似せて造られた。海には水が二千バテはいった。

27. また青銅の台を十個造った。台は長さ四キュビト、幅四キュビト、高さ三キュビトであった。

28. その台の構造は次のとおりである。台には鏡板があり、鏡板は枠の中にあった。

29. 枠の中にある鏡板には、ししと牛とケルビムとがあり、また、ししと牛の上と下にある枠の斜面には花飾りが細工してあった。

30. また台にはおのおの四つの青銅の車輪と、青銅の車軸があり、その四すみには洗盤のささえがあった。そのささえは、おのおの花飾りのかたわらに鋳て造りつけてあった。

31. その口は一キュビト上に突き出て、台の頂の内にあり、その口は丸く、台座のように造られ、深さ一キュビト半であった。またその口には彫り物があった。その鏡板は四角で、丸くなかった。

32. 四つの車輪は鏡板の下にあり、車軸は台に取り付けてあり、車輪の高さはおのおの一キュビト半であった。

33. 車輪の構造は戦車の車輪の構造と同じで、その車軸と縁と輻と轂とはみな鋳物であった。

34. おのおのの台の四すみに四つのささえがあり、そのささえは台の一部をなしていた。

35. 台の上には高さ半キュビトの丸い帯輪があった。そして台の上にあるその支柱と鏡板とはその一部をなしていた。

36. その支柱の表面と鏡板にはそれぞれの場所に、ケルビムと、ししと、しゅろを刻み、またその周囲に花飾りを施した。

37. このようにして十個の台を造った。それはみな同じ鋳方、同じ寸法、同じ形であった。

38. また青銅の洗盤を十個造った。洗盤はおのおの四十バテの水がはいり、洗盤はおのおの四キュビトであった。十個の台の上にはおのおの一つずつの洗盤があった。

39. その台の五個を宮の南の方に、五個を宮の北の方に置き、宮の東南の方に海をすえた。

40. ヒラムはまたつぼと十能と鉢を造った。こうしてヒラムはソロモン王のために主の宮のすべての細工をなし終えた。

41. すなわち二本の柱と、その柱の頂にある柱頭の二つの玉と、柱の頂にある柱頭の二つの玉をおおう二つの網細工と、

42. その二つの網細工のためのざくろ四百。このざくろは一つの網細工に、二並びにつけて、柱の頂にある柱頭の二つの玉を巻いた。

43. また十個の台と、その台の上の十個の洗盤と、

44. 一つの海と、その海の下の十二の牛とであった。

45. さてつぼと十能と鉢、すなわちヒラムがソロモン王のために造った主の宮のこれらの器はみな光のある青銅であった。

46. 王はヨルダンの低地で、スコテとザレタンの間の粘土の地でこれらを鋳た。

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