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列王紀上 6:7-24 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

7. 宮は建てる時に、石切り場で切り整えた石をもって造ったので、建てている間は宮のうちには、つちも、おのも、その他の鉄器もその音が聞えなかった。

8. 下の脇間の入口は宮の右側にあり、回り階段によって中の脇間に、中の脇間から第三の脇間にのぼった。

9. こうして彼は宮を建て終り、香柏のたるきと板をもって宮の天井を造った。

10. また宮につけて、おのおの高さ五キュビトの脇間のある脇屋を建てめぐらし、香柏の材木をもって宮に接続させた。

11. そこで主の言葉がソロモンに臨んだ、

12. 「あなたが建てるこの宮については、もしあなたがわたしの定めに歩み、おきてを行い、すべての戒めを守り、それに従って歩むならば、わたしはあなたの父ダビデに約束したことを成就する。

13. そしてわたしはイスラエルの人々のうちに住み、わたしの民イスラエルを捨てることはない」。

14. こうしてソロモンは宮を建て終った。

15. 彼は香柏の板をもって宮の壁の内側を張った。すなわち宮の床から天井のたるきまで香柏の板で張った。また、いとすぎの板をもって宮の床を張った。

16. また宮の奥に二十キュビトの室を床から天井のたるきまで香柏の板をもって造った。すなわち宮の内に至聖所としての本堂を造った。

17. 宮すなわち本殿の前にある拝殿は長さ四十キュビトであった。

18. 宮の内側の香柏の板は、ひさごの形と、咲いた花を浮彫りにしたもので、みな香柏の板で、石は見えなかった。

19. そして主の契約の箱を置くために、宮の内の奥に本殿を設けた。

20. 本殿は長さ二十キュビト、幅二十キュビト、高さ二十キュビトであって、純金でこれをおおった。また香柏の祭壇を造った。

21. ソロモンは純金をもって宮の内側をおおい、本殿の前に金の鎖をもって隔てを造り、金をもってこれをおおった。

22. また金をもって残らず宮をおおい、ついに宮を飾ることをことごとく終えた。また本殿に属する祭壇をことごとく金でおおった。

23. 本殿のうちにオリブの木をもって二つのケルビムを造った。その高さはおのおの十キュビト。

24. そのケルブの一つの翼の長さは五キュビト、またそのケルブの他の翼の長さも五キュビトであった。一つの翼の端から他の翼の端までは十キュビトあった。

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