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列王紀上 16:14-32 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

14. エラのその他の事績と、彼がしたすべての事は、イスラエルの王の歴代志の書にしるされているではないか。

15. ユダの王アサの第二十七年にジムリはテルザで七日の間、世を治めた。民はペリシテびとに属するギベトンにむかって陣取っていたが、

16. その陣取っていた民が「ジムリはむほんを起して王を殺した」と人のいうのを聞いたので、イスラエルは皆その日陣営で、軍の長オムリをイスラエルの王とした。

17. そこでオムリはイスラエルの人々と共にギベトンから上ってテルザを囲んだ。

18. ジムリはその町の陥るのを見て、王の宮殿の天守にはいり、王の宮殿に火をかけてその中で死んだ。

19. これは彼が犯した罪のためであって、彼が主の目の前に悪を行い、ヤラベアムの道に歩み、ヤラベアムがイスラエルに犯させたその罪を行ったからである。

20. ジムリのその他の事績と、彼が企てた陰謀は、イスラエルの王の歴代志の書にしるされているではないか。

21. その時イスラエルの民は二つに分れ、民の半ばはギナテの子テブニに従って、これを王としようとし、半ばはオムリに従った。

22. しかしオムリに従った民はギナテの子テブニに従った民に勝って、テブニは死に、オムリが王となった。

23. ユダの王アサの第三十一年にオムリはイスラエルの王となって十二年世を治めた。彼はテルザで六年王であった。

24. 彼は銀二タラントでセメルからサマリヤの山を買い、その上に町を建て、その建てた町の名をその山の持ち主であったセメルの名に従ってサマリヤと呼んだ。

25. オムリは主の目の前に悪を行い、彼よりも先にいたすべての者にまさって悪い事をした。

26. 彼はネバテの子ヤラベアムのすべての道に歩み、ヤラベアムがイスラエルに罪を犯させ、彼らの偶像をもってイスラエルの神、主を怒らせたその罪を行った。

27. オムリが行ったその他の事績と、彼があらわした勲功とは、イスラエルの王の歴代志の書にしるされているではないか。

28. オムリはその先祖と共に眠って、サマリヤに葬られ、その子アハブが代って王となった。

29. ユダの王アサの第三十八年にオムリの子アハブがイスラエルの王となった。オムリの子アハブはサマリヤで二十二年イスラエルを治めた。

30. オムリの子アハブは彼よりも先にいたすべての者にまさって、主の目の前に悪を行った。

31. 彼はネバテの子ヤラベアムの罪を行うことを、軽い事とし、シドンびとの王エテバアルの娘イゼベルを妻にめとり、行ってバアルに仕え、これを拝んだ。

32. 彼はサマリヤに建てたバアルの宮に、バアルのために祭壇を築いた。

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