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列王紀上 10:12-23 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

12. 王はびゃくだんの木をもって主の宮と王の宮殿のために壁柱を造り、また歌う人々のために琴と立琴とを造った。このようなびゃくだんの木は、かつてきたこともなく、また今日まで見たこともなかった。

13. ソロモン王はその豊かなのにしたがってシバの女王に贈り物をしたほかに、彼女の望みにまかせて、すべてその求める物を贈った。そして彼女はその家来たちと共に自分の国へ帰っていった。

14. さて一年の間にソロモンのところに、はいってきた金の目方は六百六十六タラントであった。

15. そのほかに貿易商および商人の取引、ならびにアラビヤの諸王と国の代官たちからも、はいってきた。

16. ソロモン王は延金の大盾二百を造った。その大盾にはおのおの六百シケルの金を用いた。

17. また延金の小盾三百を造った。その小盾にはおのおの三ミナの金を用いた。王はこれらをレバノンの森の家に置いた。

18. 王はまた大きな象牙の玉座を造り、純金をもってこれをおおった。

19. その玉座に六つの段があり、玉座の後に子牛の頭があり、座席の両側にひじ掛けがあって、ひじ掛けのわきに二つのししが立っていた。

20. また六つの段のおのおのの両側に十二のししが立っていた。このような物はどこの国でも造られたことがなかった。

21. ソロモン王が飲むときに用いた器は皆金であった。またレバノンの森の家の器も皆純金であって、銀のものはなかった。銀はソロモンの世には顧みられなかった。

22. これは王が海にタルシシの船隊を所有して、ヒラムの船隊と一緒に航海させ、タルシシの船隊に三年に一度、金、銀、象牙、さる、くじゃくを載せてこさせたからである。

23. このようにソロモン王は富も知恵も、地のすべての王にまさっていたので、

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