11. 純金でこれをおおい、その周囲に金の飾り縁を造った。
12. またその周囲に手幅の棧を造り、その周囲の棧に金の飾り縁を造った。
13. またこれがために金の環四つを鋳て、その四つの足のすみ四か所にその環を取りつけた。
14. その環は棧のわきにあって、机をかつぐさおを入れる所とした。
15. またアカシヤ材で、机をかつぐさおを造り、金でこれをおおった。
16. また机の上の器、すなわちその皿、乳香を盛る杯および灌祭を注ぐための鉢と瓶とを純金で造った。
17. また純金の燭台を造った。すなわち打物造りで燭台を造り、その台、幹、萼、節、花を一つに連ねた。
18. また六つの枝をそのわきから出させた。すなわち燭台の三つの枝をこの側から、燭台の三つの枝をかの側から出させた。
19. あめんどうの花の形をした三つの萼が、節と花とをもって、この枝にあり、また、あめんどうの花の形をした三つの萼が、節と花とをもって、かの枝にあり、燭台から出る六つの枝をみなそのようにした。
20. また燭台の幹には、あめんどうの花の形をした四つの萼を、その節と花とをもたせて取りつけた。
21. また二つの枝の下に一つの節を取りつけ、次の二つの枝の下に一つの節を取りつけ、さらに次の二つの枝の下に一つの節を取りつけ、燭台の幹から出る六つの枝に、みなそのようにした。
22. それらの節と枝を一つに連ね、ことごとく純金の打物造りとした。
23. また、それのともしび皿七つと、その芯切りばさみと、芯取り皿とを純金で造った。
24. すなわち純金一タラントをもって、燭台とそのすべての器とを造った。