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出エジプト記 12:34-43 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

34. 民はまだパン種を入れない練り粉を、こばちのまま着物に包んで肩に負った。

35. そしてイスラエルの人々はモーセの言葉のようにして、エジプトびとから銀の飾り、金の飾り、また衣服を請い求めた。

36. 主は民にエジプトびとの情を得させ、彼らの請い求めたものを与えさせられた。こうして彼らはエジプトびとのものを奪い取った。

37. さて、イスラエルの人々はラメセスを出立してスコテに向かった。女と子供を除いて徒歩の男子は約六十万人であった。

38. また多くの入り混じった群衆および羊、牛など非常に多くの家畜も彼らと共に上った。

39. そして彼らはエジプトから携えて出た練り粉をもって、種入れぬパンの菓子を焼いた。まだパン種を入れていなかったからである。それは彼らがエジプトから追い出されて滞ることができず、また、何の食料をも整えていなかったからである。

40. イスラエルの人々がエジプトに住んでいた間は、四百三十年であった。

41. 四百三十年の終りとなって、ちょうどその日に、主の全軍はエジプトの国を出た。

42. これは彼らをエジプトの国から導き出すために主が寝ずの番をされた夜であった。ゆえにこの夜、すべてのイスラエルの人々は代々、主のために寝ずの番をしなければならない。

43. 主はモーセとアロンとに言われた、「過越の祭の定めは次のとおりである。すなわち、異邦人はだれもこれを食べてはならない。

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