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伝道の書 7:1-10 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

1. 良き名は良き油にまさり、死ぬる日は生るる日にまさる。

2. 悲しみの家にはいるのは、宴会の家にはいるのにまさる。死はすべての人の終りだからである。生きている者は、これを心にとめる。

3. 悲しみは笑いにまさる。顔に憂いをもつことによって、心は良くなるからである。

4. 賢い者の心は悲しみの家にあり、愚かな者の心は楽しみの家にある。

5. 賢い者の戒めを聞くのは、愚かな者の歌を聞くのにまさる。

6. 愚かな者の笑いはかまの下に燃えるいばらの音のようである。これもまた空である。

7. たしかに、しえたげは賢い人を愚かにし、まいないは人の心をそこなう。

8. 事の終りはその初めよりも良い。耐え忍ぶ心は、おごり高ぶる心にまさる。

9. 気をせきたてて怒るな。怒りは愚かな者の胸に宿るからである。

10. 「昔が今よりもよかったのはなぜか」と言うな。あなたがこれを問うのは知恵から出るのではない。

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