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伝道の書 10:8-20 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

8. 穴を掘る者はみずからこれに陥り、石がきをこわす者は、へびにかまれる。

9. 石を切り出す者はそれがために傷をうけ、木を割る者はそれがために危険にさらされる。

10. 鉄が鈍くなったとき、人がその刃をみがかなければ、力を多くこれに用いねばならない。しかし、知恵は人を助けてなし遂げさせる。

11. へびがもし呪文をかけられる前に、かみつけば、へび使は益がない。

12. 知者の口の言葉は恵みがある、しかし愚者のくちびるはその身を滅ぼす。

13. 愚者の口の言葉の初めは愚痴である、またその言葉の終りは悪い狂気である。

14. 愚者は言葉を多くする、しかし人はだれも後に起ることを知らない。だれがその身の後に起る事を告げることができようか。

15. 愚者の労苦はその身を疲れさせる、彼は町にはいる道をさえ知らない。

16. あなたの王はわらべであって、その君たちが朝から、ごちそうを食べる国よ、あなたはわざわいだ。

17. あなたの王は自主の子であって、その君たちが酔うためでなく、力を得るために、適当な時にごちそうを食べる国よ、あなたはさいわいだ。

18. 怠惰によって屋根は落ち、無精によって家は漏る。

19. 食事は笑いのためになされ、酒は命を楽しませる。金銭はすべての事に応じる。

20. あなたは心のうちでも王をのろってはならない、また寝室でも富める者をのろってはならない。空の鳥はあなたの声を伝え、翼のあるものは事を告げるからである。

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