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伝道の書 1:3-14 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

3. 日の下で人が労するすべての労苦は、その身になんの益があるか。

4. 世は去り、世はきたる。しかし地は永遠に変らない。

5. 日はいで、日は没し、その出た所に急ぎ行く。

6. 風は南に吹き、また転じて、北に向かい、めぐりにめぐって、またそのめぐる所に帰る。

7. 川はみな、海に流れ入る、しかし海は満ちることがない。川はその出てきた所にまた帰って行く。

8. すべての事は人をうみ疲れさせる、人はこれを言いつくすことができない。目は見ることに飽きることがなく、耳は聞くことに満足することがない。

9. 先にあったことは、また後にもある、先になされた事は、また後にもなされる。日の下には新しいものはない。

10. 「見よ、これは新しいものだ」と言われるものがあるか、それはわれわれの前にあった世々に、すでにあったものである。

11. 前の者のことは覚えられることがない、また、きたるべき後の者のことも、後に起る者はこれを覚えることがない。

12. 伝道者であるわたしはエルサレムで、イスラエルの王であった。

13. わたしは心をつくし、知恵を用いて、天が下に行われるすべてのことを尋ね、また調べた。これは神が、人の子らに与えて、ほねおらせられる苦しい仕事である。

14. わたしは日の下で人が行うすべてのわざを見たが、みな空であって風を捕えるようである。

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