旧約聖書

新約聖書

ヨブ記 3:1-15 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

1. この後、ヨブは口を開いて、自分の生れた日をのろった。

2. すなわちヨブは言った、

3. 「わたしの生れた日は滅びうせよ。『男の子が、胎にやどった』と言った夜もそのようになれ。

4. その日は暗くなるように。神が上からこれを顧みられないように。光がこれを照さないように。

5. やみと暗黒がこれを取りもどすように。雲が、その上にとどまるように。日を暗くする者が、これを脅かすように。

6. その夜は、暗やみが、これを捕えるように。年の日のうちに加わらないように。月の数にもはいらないように。

7. また、その夜は、はらむことのないように。喜びの声がそのうちに聞かれないように。

8. 日をのろう者が、これをのろうように。レビヤタンを奮い起すに巧みな者が、これをのろうように。

9. その明けの星は暗くなるように。光を望んでも、得られないように。また、あけぼののまぶたを見ることのないように。

10. これは、わたしの母の胎の戸を閉じず、また悩みをわたしの目に隠さなかったからである。

11. なにゆえ、わたしは胎から出て、死ななかったのか。腹から出たとき息が絶えなかったのか。

12. なにゆえ、ひざが、わたしを受けたのか。なにゆえ、乳ぶさがあって、わたしはそれを吸ったのか。

13. そうしなかったならば、わたしは伏して休み、眠ったであろう。そうすればわたしは安んじており、

14. 自分のために荒れ跡を築き直した地の王たち、参議たち、

15. あるいは、こがねを持ち、しろがねを家に満たした君たちと一緒にいたであろう。

完全な章を読みます ヨブ記 3