旧約聖書

新約聖書

ヨブ記 29:11-24 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

11. 耳に聞いた者はわたしを祝福された者となし、目に見た者はこれをあかしした。

12. これは助けを求める貧しい者を救い、また、みなしごおよび助ける人のない者を救ったからである。

13. 今にも滅びようとした者の祝福がわたしに来た。わたしはまたやもめの心をして喜び歌わせた。

14. わたしは正義を着、正義はわたしをおおった。わたしの公義は上着のごとく、また冠のようであった。

15. わたしは目しいの目となり、足なえの足となり、

16. 貧しい者の父となり、知らない人の訴えの理由を調べてやった。

17. わたしはまた悪しき者のきばを折り、その歯の間から獲物を引き出した。

18. その時、わたしは言った、『わたしは自分の巣の中で死に、わたしの日は砂のように多くなるであろう。

19. わたしの根は水のほとりにはびこり、露は夜もすがらわたしの枝におくであろう。

20. わたしの栄えはわたしと共に新しく、わたしの弓はわたしの手にいつも強い』と。

21. 人々はわたしに聞いて待ち、黙して、わたしの教に従った。

22. わたしが言った後は彼らは再び言わなかった。わたしの言葉は彼らの上に雨のように降りそそいだ。

23. 彼らは雨を待つように、わたしを待ち望み、春の雨を仰ぐように口を開いて仰いだ。

24. 彼らが希望を失った時にも、わたしは彼らにむかってほほえんだ。彼らはわたしの顔の光を除くことができなかった。

完全な章を読みます ヨブ記 29