旧約聖書

新約聖書

エレミヤ書 48:1-11 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

1. モアブの事について、万軍の主、イスラエルの神はこう言われる、「ああ、ネボはわざわいだ、これは滅ぼされた。キリヤタイムははずかしめられて取られ、とりでは、はずかしめられてこわされた。

2. モアブの誉は、消え去った。ヘシボンで人々はモアブの害を図り、『さあ、この国を断ち滅ぼそう』という。マデメンよ、おまえもまた滅ぼされる、つるぎがおまえを追う。

3. ホロナイムから叫び声が聞える、『荒廃と大いなる滅亡だ』という。

4. モアブは滅ぼされ、叫びはゾアルにまで聞える。

5. 彼らは泣きながらルヒテの坂を登る。彼らはホロナイムの下り坂で、『滅亡』の叫びを聞いたからだ。

6. 逃げて、自分の身を救え、荒野の野ろばのようになれ。

7. おまえが、とりでと財宝とを頼みにしたので、おまえも捕えられるからだ。またケモシは、その祭司とつかさたちと共に、捕えられて行く。

8. 滅ぼす者はすべての町に来る、一つの町ものがれることができない。谷は滅び、平地は荒される、主の言われたとおりである。

9. モアブに翼を与えて、飛び去らせよ。その町々は荒れて、住む者はなくなる。

10. 主のわざを行うことを怠る者はのろわれる。またそのつるぎを押えて血を流さない者はのろわれる。

11. モアブはその幼い時から安らかで、酒が、沈んだおりの上にとどまって、器から器に、くみ移されなかったように、捕え移されなかったので、その味はなお存し、その香気も変ることがない。

完全な章を読みます エレミヤ書 48