9. その脇柱は二キュビト、門の廊は内側にあった。
10. 東向きの門の詰め所は、こなたに三つ、かなたに三つあり、三つとも同じ寸法である。脇柱もまた、こなたかなたともに同じ寸法である。
11. 門の入口の広さを測ると十キュビトあり、門の長さは十三キュビトあった。
12. 詰め所の前の境は一キュビト、かなたの境も一キュビトで、詰め所は、こなたかなたともに六キュビトあった。
13. 彼がまたこの詰め所の裏から、かの詰め所の裏まで、門を測ると、入口から入口まで二十五キュビトあった。
14. 彼がまた廊を測ると二十キュビトあり、門の廊の周囲は、すべて庭である。
15. 入口の門の前から内の門の廊の前まで五十キュビトあり、
16. 詰め所と、門の内側の周囲の脇柱とに窓があり、廊の内側の周囲にも、同様に窓があり、脇柱には、しゅろがあった。
17. 彼がまたわたしを外庭に携え入れると、見よ、庭の周囲に設けた室と、敷石とがあり、敷石の上に三十の室があった。
18. 敷石は門のわきにあり、門と同じ長さで、これは下の敷石である。
19. 彼が下の門の内の前から、内庭の外の前までの距離を測ると、百キュビトあった。
20. また彼はわたしに先だって北へ行った。見よ、そこに外庭に属する北向きの門があった。彼はその長さと幅とを測った。
21. その詰め所が、こなたに三つ、かなたに三つあり、また脇柱と廊とがあった。これらは初めの門と同じ寸法で、長さは五十キュビト、幅は二十五キュビトである。
22. その窓と、廊と、しゅろとは、東向きの門にあるものと同じ寸法である。そして七段の階段を経て、それに上ると、廊は内側にあった。