旧約聖書

新約聖書

エゼキエル書 40:2-20 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

2. すなわち神は幻のうちに、わたしをイスラエルの地に携えて行って、非常に高い山の上におろされた。その山の上に、わたしと相対して、一つの町のような建物があった。

3. 神がわたしをそこに携えて行かれると、見よ、ひとりの人がいた。その姿は青銅の形のようで、手に麻のなわと、測りざおとを持って門に立っていた。

4. その人はわたしに言った、「人の子よ、目で見、耳で聞き、わたしがあなたに示す、すべての事を心にとめよ。あなたをここに携えて来たのは、これをあなたに示すためである。あなたの見ることを、ことごとくイスラエルの家に告げよ」。

5. 見よ、宮の外の周囲に、かきがあり、その人の手に六キュビトの測りざおがあった。そのキュビトは、おのおの一キュビトと一手幅とである。彼が、そのかきの厚さを測ると、一さおあり、高さも一さおあった。

6. 彼が東向きの門に行き、その階段を上って、門の敷居を測ると、その厚さは一さおあり、

7. その詰め所は長さ一さお、幅一さお、詰め所と、詰め所との間は五キュビトあり、内の門の廊のかたわらの門の敷居は一さおあった。

8. 門の廊を測ると八キュビトあり、

9. その脇柱は二キュビト、門の廊は内側にあった。

10. 東向きの門の詰め所は、こなたに三つ、かなたに三つあり、三つとも同じ寸法である。脇柱もまた、こなたかなたともに同じ寸法である。

11. 門の入口の広さを測ると十キュビトあり、門の長さは十三キュビトあった。

12. 詰め所の前の境は一キュビト、かなたの境も一キュビトで、詰め所は、こなたかなたともに六キュビトあった。

13. 彼がまたこの詰め所の裏から、かの詰め所の裏まで、門を測ると、入口から入口まで二十五キュビトあった。

14. 彼がまた廊を測ると二十キュビトあり、門の廊の周囲は、すべて庭である。

15. 入口の門の前から内の門の廊の前まで五十キュビトあり、

16. 詰め所と、門の内側の周囲の脇柱とに窓があり、廊の内側の周囲にも、同様に窓があり、脇柱には、しゅろがあった。

17. 彼がまたわたしを外庭に携え入れると、見よ、庭の周囲に設けた室と、敷石とがあり、敷石の上に三十の室があった。

18. 敷石は門のわきにあり、門と同じ長さで、これは下の敷石である。

19. 彼が下の門の内の前から、内庭の外の前までの距離を測ると、百キュビトあった。

20. また彼はわたしに先だって北へ行った。見よ、そこに外庭に属する北向きの門があった。彼はその長さと幅とを測った。

完全な章を読みます エゼキエル書 40