17. その行く時、彼らは四方のいずれかに行き、行く時は回らない。
18. 四つの輪には輪縁と輻とがあり、その輪縁の周囲は目をもって満たされていた。
19. 生きものが行く時には、輪もそのかたわらに行き、生きものが地からあがる時は、輪もあがる。
20. 霊の行く所には彼らも行き、輪は彼らに伴ってあがる。生きものの霊が輪の中にあるからである。
21. 彼らが行く時は、これらも行き、彼らがとどまる時は、これらもとどまり、彼らが地からあがる時は、輪もまたこれらと共にあがる。生きものの霊が輪の中にあるからである。
22. 生きものの頭の上に水晶のように輝く大空の形があって、彼らの頭の上に広がっている。、
23. 大空の下にはまっすぐに伸ばした翼があり、たがいに相連なり、生きものはおのおの二つの翼をもって、からだをおおっている。
24. その行く時、わたしは大水の声、全能者の声のような翼の声を聞いた。その声の響きは大軍の声のようで、そのとどまる時は翼をたれる。
25. また彼らの頭の上の大空から声があった。彼らが立ちとどまる時は翼をおろした。
26. 彼らの頭の上の大空の上に、サファイヤのような位の形があった。またその位の形の上に、人の姿のような形があった。
27. そしてその腰とみえる所の上の方に、火の形のような光る青銅の色のものが、これを囲んでいるのを見た。わたしはその腰とみえる所の下の方に、火のようなものを見た。そして彼のまわりに輝きがあった。