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エステル記 9:3-17 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

3. 諸州の大臣、総督、知事および王の事をつかさどる者は皆ユダヤ人を助けた。彼らはモルデカイを恐れたからである。

4. モルデカイは王の家で大いなる者となり、その名声は各州に聞えわたった。この人モルデカイがますます勢力ある者となったからである。

5. そこでユダヤ人はつるぎをもってすべての敵を撃って殺し、滅ぼし、自分たちを憎む者に対し心のままに行った。

6. ユダヤ人はまた首都スサにおいても五百人を殺し、滅ぼした。

7. またパルシャンダタ、ダルポン、アスパタ、

8. ポラタ、アダリヤ、アリダタ、

9. パルマシタ、アリサイ、アリダイ、ワエザタ、

10. すなわちハンメダタの子で、ユダヤ人の敵であるハマンの十人の子をも殺した。しかし、そのぶんどり物には手をかけなかった。

11. その日、首都スサで殺された者の数が王に報告されると、

12. 王は王妃エステルに言った、「ユダヤ人は首都スサで五百人を殺し、またハマンの十人の子を殺した。王のその他の諸州ではどんなに彼らは殺したことであろう。さてあなたの求めることは何か。必ず聞かれる。更にあなたの願いは何か。必ず聞きとどけられる」。

13. エステルは言った、「もし王がよしとされるならば、どうぞスサにいるユダヤ人にあすも、きょうの詔のように行うことをゆるしてください。かつハマンの十人の子を木に掛けさせてください」。

14. 王はそうせよと命じたので、スサにおいて詔が出て、ハマンの十人の子は木に掛けられた。

15. アダルの月の十四日にまたスサにいるユダヤ人が集まり、スサで三百人を殺した。しかし、そのぶんどり物には手をかけなかった。

16. 王の諸州にいる他のユダヤ人もまた集まって、自分たちの生命を保護し、その敵に勝って平安を得、自分たちを憎む者七万五千人を殺した。しかし、そのぶんどり物には手をかけなかった。

17. これはアダルの月の十三日であって、その十四日に休んで、その日を酒宴と喜びの日とした。

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