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使徒行伝 9:29-38 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

29. ギリシヤ語を使うユダヤ人たちとしばしば語り合い、また論じ合った。しかし、彼らは彼を殺そうとねらっていた。

30. 兄弟たちはそれと知って、彼をカイザリヤに連れてくだり、タルソへ送り出した。

31. こうして教会は、ユダヤ、ガリラヤ、サマリヤ全地方にわたって平安を保ち、基礎がかたまり、主をおそれ聖霊にはげまされて歩み、次第に信徒の数を増して行った。

32. ペテロは方々をめぐり歩いたが、ルダに住む聖徒たちのところへも下って行った。

33. そして、そこで、八年間も床についているアイネヤという人に会った。この人は中風であった。

34. ペテロが彼に言った、「アイネヤよ、イエス・キリストがあなたをいやして下さるのだ。起きなさい。そして床を取りあげなさい」。すると、彼はただちに起きあがった。

35. ルダとサロンに住む人たちは、みなそれを見て、主に帰依した。

36. ヨッパにタビタ(これを訳すと、ドルカス、すなわち、かもしか)という女弟子がいた。数々のよい働きや施しをしていた婦人であった。

37. ところが、そのころ病気になって死んだので、人々はそのからだを洗って、屋上の間に安置した。

38. ルダはヨッパに近かったので、弟子たちはペテロがルダにきていると聞き、ふたりの者を彼のもとにやって、「どうぞ、早くこちらにおいで下さい」と頼んだ。

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