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使徒行伝 24:9-17 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

9. ユダヤ人たちも、この訴えに同調して、全くそのとおりだと言った。

10. そこで、総督が合図をして発言を促したので、パウロは答弁して言った。「閣下が、多年にわたり、この国民の裁判をつかさどっておられることを、よく承知していますので、わたしは喜んで、自分のことを弁明いたします。

11. お調べになればわかるはずですが、わたしが礼拝をしにエルサレムに上ってから、まだ十二日そこそこにしかなりません。

12. そして、宮の内でも、会堂内でも、あるいは市内でも、わたしがだれかと争論したり、群衆を煽動したりするのを見たものはありませんし、

13. 今わたしを訴え出ていることについて、閣下の前に、その証拠をあげうるものはありません。

14. ただ、わたしはこの事は認めます。わたしは、彼らが異端だとしている道にしたがって、わたしたちの先祖の神に仕え、律法の教えるところ、また預言者の書に書いてあることを、ことごとく信じ、

15. また、正しい者も正しくない者も、やがてよみがえるとの希望を、神を仰いでいだいているものです。この希望は、彼ら自身も持っているのです。

16. わたしはまた、神に対しまた人に対して、良心に責められることのないように、常に努めています。

17. さてわたしは、幾年ぶりかに帰ってきて、同胞に施しをし、また、供え物をしていました。

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