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使徒行伝 2:14-25 日本語話し言葉 1955 (JA1955)

14. そこで、ペテロが十一人の者と共に立ちあがり、声をあげて人々に語りかけた。「ユダヤの人たち、ならびにエルサレムに住むすべてのかたがた、どうか、この事を知っていただきたい。わたしの言うことに耳を傾けていただきたい。

15. 今は朝の九時であるから、この人たちは、あなたがたが思っているように、酒に酔っているのではない。

16. そうではなく、これは預言者ヨエルが預言していたことに外ならないのである。すなわち、

17. 『神がこう仰せになる。終りの時には、わたしの霊をすべての人に注ごう。そして、あなたがたのむすこ娘は預言をし、若者たちは幻を見、老人たちは夢を見るであろう。

18. その時には、わたしの男女の僕たちにもわたしの霊を注ごう。そして彼らも預言をするであろう。

19. また、上では、天に奇跡を見せ、下では、地にしるしを、すなわち、血と火と立ちこめる煙とを、見せるであろう。

20. 主の大いなる輝かしい日が来る前に、日はやみに月は血に変るであろう。

21. そのとき、主の名を呼び求める者は、みな救われるであろう』。

22. イスラエルの人たちよ、今わたしの語ることを聞きなさい。あなたがたがよく知っているとおり、ナザレ人イエスは、神が彼をとおして、あなたがたの中で行われた数々の力あるわざと奇跡としるしとにより、神からつかわされた者であることを、あなたがたに示されたかたであった。

23. このイエスが渡されたのは神の定めた計画と予知とによるのであるが、あなたがたは彼を不法の人々の手で十字架につけて殺した。

24. 神はこのイエスを死の苦しみから解き放って、よみがえらせたのである。イエスが死に支配されているはずはなかったからである。

25. ダビデはイエスについてこう言っている、『わたしは常に目の前に主を見た。主は、わたしが動かされないため、わたしの右にいて下さるからである。

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